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豆電球の分解 (実験・実習)
このページの内容は私が行ったものですが,同様のことが家庭でできます。観察には大きい虫めがねが適しています。
(1)家庭にある豆電球といえば,懐中電灯なんかにありますね。
ガラスを割ってみて,観察すると,フィラメントがらせん状になっているのが分かります。
テスターで抵抗を測ったところ,1Ω程度でした。
(2)割ってから単1乾電池を1本接続しました。するとオレンジ色に光ります。
数秒して光らなくなりました。肉眼でフィラメントを見ても切れたようには見えません。テスターで抵抗を測ったところ,およそ5000Ωという大きい値になっていました。つまり,切れてはいないけれど,抵抗が極端に大きくなったわけです。
写真を見ると分かるように,空気中の酸素によって,酸化してしまったのです。そのため電気を通しにくくなったのでしょう。
なお,顕微鏡撮影には,「Intel Play QX3 コンピュータ マイクロスコープ」を使いました。
皆さんが家でするときは,なるべく大きく見える虫めがねを使うといいでしょう。
生物実験などに使われる光学顕微鏡で観察すると下のようになります。
写真はデジカメで撮影(手ぶれのため,きれいには撮れませんでした)。