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 リニアモーターカー (実験・製作) 

クイック・タイム・プレーヤーについて

リニアモーターカーは未来の乗り物として研究が進められています。
ここでは実際に乗れないものの,その原理のわかる実験をしてみましょう。
ただし,残念ながら浮上式ではありません。フレミングの左手の法則を確認して下さい。




●私の製作したもの


上の写真のようにセットした場合,中央の細いパイプは,右か左かどちらに動き始めるでしょうか?

 正解は次の動画を見て下さい。

  アップル・クイックタイム形式   ウィンドウズ・メディアプレーヤー形式



●過去の生徒の作品を3つ写真で紹介します。
まずこれは成功したもの。3本の金属パイプはすべて銅製です。ステンレス製は磁石に反応するタイプも多く,まずい。アルミ製は表面が酸化して電気を通さなくなる。実験直前に3本のパイプを金属たわしでよく磨くと。成功しやすい。


つぎはスイッチが付き,配線もすっきりして,見事な作品。電池もアルカリを使うなど,よく考えられている。


実験当日に失敗したもの。原因はパイプにアルミを使ったせいか,磁石が弱かったせいか。金属たわしも効き目なし。


●皆さんも電磁力の単元ではぜひ製作して授業で発表して下さい。できることなら上の作品より進化したものがいいなぁ。


参考文献:「いきいき物理わくわく実験」 愛知・岐阜物理サークル編著 新生出版

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