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 超伝導 (調べてみよう) 

温度が高いほど,導体の電気抵抗は増える。逆に温度が低いほど,抵抗は減る。どんどん温度を下げていき,やがて電気抵抗が0になる現象を超伝導という。もし常温で電気抵抗が0になると,産業革命が起こるとも言われるくらいの変化が身の回りにも起こるでしょう。

次のことを調べてみよう。

(1)超伝導の発見はいつ頃か。またどのような金属で見つかったか。そのときの温度は何℃だったか。

(2)発見から長い間をへて,あるとき,もっと高い温度で超伝導が実現した。それはいつ頃か。どこの国でか。そのときの温度はいくらかくらいか。導体を作っている元素の組み合わせはどのようなものだったか。

(3)やがて少しでも温度の高い超伝導体を作ろうと,世界中で競争が始まる。現在では温度は何度まで実現しているか。

(4)もし私たちが普通に生活している温度(常温)で超伝導が達成できたら,身の回りの電気製品や普段の暮らしはどのように変わるだろうか。またどんな新しい電気製品や生まれるだろうか,考えてみよう。

(5)マイスナー効果ってどんな現象でしょうか。

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