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電磁誘導 (調べてみよう)
上の図のように、検流計・コイル・棒磁石を配置する。
磁石をコイルに近づけたり,遠ざけたりすると検流計の針はふれる。
この現象を電磁誘導という。
つまりこれは力学的エネルギーを電気的エネルギーに変換しているわけです。
検流計について
赤い端子(+)に電流が流れ込んできた場合、針は+へ振れる。
つまり赤い端子が電池の+極につながれているという解釈をする。
次の3通りの実験をしています。検流計の針の振れ方の違いをよく観察して下さい。
その1・・・N極の出し入れ
その2・・・N極の速い出し入れ
その3・・・S極の出し入れ
それでは実際に動画を見てみましょう。
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●調べてみよう
(1)電磁誘導は誰が発見したか。
(2)自己誘導とはどのような現象か。
(3)相互誘導とはどのような現象か。
(4)電磁調理器具は,うず電流を発生させています。発熱のしくみを調べてみよう。
●おまけ 相互誘導について
写真の右側は,コイルと乾電池,豆電球(通電を示すため)
左側は別のコイルと検流計
2つのコイルは直接接続されていません。隣同士に配置してあるだけです。ただわけあってステンレス棒を通してありますが,なくてもかまいません。(その"わけ"とは何でしょうか? 透磁率と関係があります)
もちろんステンレス棒は電源につながっていません。
右側の回路のスイッチのオン・オフを繰り返すと左側の検流計の針が振れます。
相互誘導の応用はこちら。