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ヤングの実験,回折格子による光の干渉(実験)
(1)ヤングの実験
ヤングは単スリットと複スリットと単色光を用いて実験を行いました。
ここでは単色光をレーザー光源にし,レーザー光は位相がそろっているため単スリットを省き,実験しました。
まずスリット間隔が0.40mmの複スリットを用いて実験。(以下,4枚すべての写真はスクリーンとカメラの距離を等しくしたまま撮影しました)
次にスリット間隔が0.20mmの複スリット
最後にスリット間隔が0.10mmの複スリット
これら3つの写真を見比べてみると,暗線や明線の間隔が2倍,4倍と広がっていくことが分かります。
(2)回折格子による光の干渉
回折格子にレーザー光を当てて,スクリーンに映して観察しました。
明線(むしろ明点)が非常に明るく,明線の間は暗いことが特徴的です。
この写真の明線の間隔は,一番上の明線の間隔の10個分とほぼ一致しているのが分かります。