高校物理アシストサイト 「アシスト君」


 ピンホールカメラとレンズカメラ (実験・製作) 

●目 的
光の直進性を確かめ,生じる像の特徴を観察する。
また,穴を大きく開け,レンズを使用することにより,レンズの役割を学ぶ。

●準 備
厚紙,トレーシングペーパー,凸レンズ,カッター,定規,セロテープ,ビニールテープ,コンパスの針,のり




●手 順
(1)厚紙に展開図を書く
(2)カッターで切り取る
(3)コンパスの針で穴を開ける
(4)山折りにする線は,カッターで少し線を引いておくと,折り曲げやすい。そして箱を組み立て,ビニールテープでとめる
(5)箱が出し入れできるか確認する
(6)内側の箱にトレーシングペーパーをのりで貼る
(7)トレーシングペーパーの付いている方を外側の箱に挿入
(8)窓の外や蛍光灯を映してみる→考察(ア)〜(ウ)をする
(9)穴を大きくすると,どうなるか試す→考察(エ)をする
(10)穴の面を,レンズよりやや小さい大きさに切り取り,レンズをセロテープで貼る。
(11)トレーシングペーパーに映る像を観察する




内部を見てみると,次のようになります。ただし,現物の方がもう少しましです。
ピンホールカメラで窓の外を見た。
ピンホールカメラで太陽を見た。
凸レンズカメラで窓の外を見た。


参考:「21世紀こども百科 科学館」(小学館) P30-31

元に戻る