実験 力のつりあい

●目 的
 力の合成・分解の理解を深める。物体が静止しているとき、力の和は0であることを確かめる。

●準 備
 棒、?型フック(2)、滑車(2)、糸(1.5m程度)、おもり(12個)
 はさみ、スタンド、分度器、教科書の三角関数表 (ペーパークリップ)
 電子てんびん

●方 法

(1)滑車、棒などを図のようにスタンドに固定する。そこにおもりの付いていない糸をかける。
(2)糸の端3か所におもりをつける。数は各自で決める。
(3)全体の揺れがなくなったところで、分度器を糸の交点Pに接近させ、A・Bの角度を測定する。
(4)重力1と張力T1は等しい。同様に重力2と張力T2、重力3と張力T3も等しい。このことから、
   T1sin?=T2sin?
   T1cos?+T2cos?=T3
  が成り立つことを計算で確かめる。

(5)おもりの数を変えて、同様の実験を行う。

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