実験 レーザー光を用いた干渉実験

●目 的
 複スリットや回折格子を用いた光の干渉実験を行い、レーザー光の波長を求める。

●準 備
 複スリット&回折格子(一体型)
     ウチダ「ヤングの実験用スリットCG−5」(CAT.No.2-125-7031)
 レーザー光源
     ケニス「コンパクトレーザー光源LAPO」(No.115-150)
 スタンド、巻き尺、定規、紙、セロハンテープor画鋲

※複スリットや回折格子は大変高価で、傷つきやすいので、きれいな手で扱うこと。
 落としたり、シャープペンの先で触れたりしないこと。
 スタンドに固定するときは、紙を何重にも巻いてから、強い力を加えずにはさむ。



●実験1 <ヤングの実験>
(1)暗くできる部屋で、上の図のように器具などを配置する。
 スクリーンとなる紙はセロハンテープか画鋲でとめる。
 レーザー光が水平に進むよう気を付ける。
(2)部屋を暗くし、レーザー光のスイッチを入れ、スクリーンに届くことを確認し、どこが中央になるか、しるしを付ける。
(3)複スリット3つのうちから1つ選び、レーザー光を透過させる。スクリーンには下記のような模様が表れる。鉛筆で、明るいところの中心に縦線を引く。
 またL(複スリットからスクリーンまでの距離)を巻き尺で測定する。
 さらに図のx1,x2・・・・・・・・を測定し、その平均xを求める。

(4)レーザー光の波長を求める。


●実験2 <回折格子>
(1)回折格子に切り替えて、実験1と同様に配置する。スクリーンには下図のような明点が映るので、鉛筆で縦線を引く。y1,y2を測定し、その平均yを求める。


(2)測定値よりレーザー光の波長を求める。

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