実験 交流による豆電球の明るさ

●目 的
 簡単な交流回路を作り,リアクタンスやインピーダンスについて理解を深める。


●準 備
 電源装置(A.C.とD.C.),コイル(抵抗の小さいもの),鉄心
 豆電球(2.5V用),リード線,デジタルマルチメーター(DMM)

 注:電源装置によっては,つまみ位置が同じでも直流と交流で電圧が異なる。電源装置に付属のメーターは信用せず,その都度DMMで測定しながら調節するように。


●方 法
(1)右図のように,コイルと豆電球と電源を直列に接続する。

(2)電源は2.0〜2.5V程度にすること。

(3)6種類の実験を行う前に,明るさがどうなるかを予想する。

電源の電圧   コイルなし コイルあり
鉄心なし 
コイルあり
鉄心あり 
 直流
(    V)
これを「明るい
と定義する 
                     
 交流
(    V)
     

(4)予想ができたら実際に実験を行い,豆電球の明るさを比較する。

 明るさは次の5段階とし,直流でコイルなしの場合を「明るい」と定義する。(なお,これが明るすぎると,他の実験での明るさの違いが分かりにくい。電源電圧で調整すること。)
 なお,豆電球を点灯させたまま鉄心をゆっくり出し入れすると変化が観察できる。

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