実験 電磁誘導の法則
上の図のように、検流計・コイル(自作)・棒磁石を配置する。
次の操作を行なうと、検流計の針はどちらにどの程度ふれるか。ただし、1番の操作で検流計の針が+の方へ振れるように配線すること。
●検流計について その1
赤い端子(+)に電流が流れ込んできた場合、針は+へ振れる。
つまり赤い端子が電池の+極につながれているという解釈をする。
●検流計について その2
検流計(電流計も電圧計も)は、電磁誘導を利用して針が振れるように作られている。従って、検流計に磁石を近づけたり、接触させたりすると検流計が狂う元になるので、実験中は注意すること。
操 作 | 検流計の針の振れ | |
1 | N極を近づける | +の方へ振れた |
2 | S極を近づける | |
3 | N極を遠ざける | |
4 | S極を遠ざける | |
5 | N極の近づけるスピードを1番より速くする | 1番に比べて |
6 | N極の近づけるスピードを1番より遅くする | 1番に比べて |
7 | 1番と同じ配置で磁石は静止しておき、コイルの方を近づける | |
8 | 1番と同じ配置で磁石は静止しておき、コイルの方を遠ざける | |
9 | 磁石を2本にして、N極を1番と同じスピードで近づける | 1番に比べて |
10 | コイルにN極を接近させたまま、どちらも静止させておく | |
11 | コイルと磁石と同じ速さで平行移動させる | |
12 | コイルの巻き数を減らす | |
13 | 磁石は離しておき、コイルを素早く回転させる | |
14 | 導線を検流計につなげて、縄跳びのように回す |