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真空放電 (実験器具紹介)
●誘導コイル
この器具で,直流の数万ボルトを発生させる。
下写真で,左のとがった部分が陰極部,右の丸い円板が陽極部として使うことが多い。
●空中放電
まずは空中放電から。小型の雷のように見える。しばらくするとオゾン(O3)のにおいがしてくる。あまり良いにおいではない。
写真はうまく撮れていませんが,イメージできますか?
●クロス真空計
6本の真空ガラス管の上部に真空の度合いを表すシールが貼ってあります。
左の2本 ・・・ 50mmHg と 10mmHg
中央の2本 ・・・ 3mmHg と 1mmHg
右の2本 ・・・ 0.1mmHg と 0.02mmHg
1気圧が760mmHgだから,ずいぶん真空であることが分かる。
上写真は,左が上部の陽極側,右が下部の陰極側
●真空放電
裏側に誘導コイルを接続する端子がある。
暗幕を引いてかなり暗いところでの写真ですから,シャッター時間が長く,明るく撮れてしまいました。
従って,色や模様は実際に肉眼で見るものと少し違っています。(写真の限界か,僕の腕の限界か,カメラの性能の限界か)