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 真空放電 (実験器具紹介) 

誘導コイル
この器具で,直流の数万ボルトを発生させる。

下写真で,左のとがった部分が陰極部,右の丸い円板が陽極部として使うことが多い。


空中放電

まずは空中放電から。小型の雷のように見える。しばらくするとオゾン(O3)のにおいがしてくる。あまり良いにおいではない。
写真はうまく撮れていませんが,イメージできますか?

クロス真空計

6本の真空ガラス管の上部に真空の度合いを表すシールが貼ってあります。

左の2本 ・・・ 50mmHg と 10mmHg


中央の2本 ・・・ 3mmHg と 1mmHg


右の2本 ・・・ 0.1mmHg と 0.02mmHg
1気圧が760mmHgだから,ずいぶん真空であることが分かる。



上写真は,左が上部の陽極側,右が下部の陰極側



真空放電

裏側に誘導コイルを接続する端子がある。

 
 
 

暗幕を引いてかなり暗いところでの写真ですから,シャッター時間が長く,明るく撮れてしまいました。
従って,色や模様は実際に肉眼で見るものと少し違っています。(写真の限界か,僕の腕の限界か,カメラの性能の限界か)


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