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 振り子の等時性 (実験) 

振り子の周期は糸の長さだけで決まり,振幅には無関係である。これを振り子の等時性という。
振幅を変化させるということは,スタートの角度をいろいろ変化させればよい。
そこで,次の例を参考に角度を変えて,周期を測定しよう。(もちろん10往復の時間を10で割る)

糸の長さは1m以上がよい。角度は分度器で測るのではなく,三角関数を用いると定規だけで実験できる。



角度・・・3゜,5゜,8゜,10゜,15゜,20゜,25゜,30゜,45゜,60゜

角度を大きくすると空気抵抗の影響で,振幅が減衰する。そのときは1往復の時間か,片道の時間だけ測る。

どこまでの角度で,振り子の等時性が成り立っているか考えてみよう。

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